メディア(生地)・印刷方法
印刷メディア(生地)の種類
当ショップで使用するメディア(生地)は、大きく分けて「布素材」と 「ビニール系素材」の2種類に分類されます。基本的に布素材は軽くて風に影響されやすいので 屋内用に使用することが多く、ビニール系素材は丈夫で耐候性も高いので屋外での使用に適しています。 また、メディア(生地)の種類に応じて印刷方法や発色性は異なります。

遮光ターポリン485g/㎡
光を通さず、両面印刷を行える上、表面と裏面で違うデザインにて印刷する事も可能です。雨風にも強く、屋外で長期間使用する販促宣伝フラッグなどに最適です。文字も見やすく、印刷の色合いも鮮やかなのが特徴です。
※両面別デザインで入稿の場合には、別途費用がかかります。詳しくはお問い合わせください。

ポリエステル110g/㎡
防炎認定品(日本防炎協会認定)の生地もございます! 薄手で軽量なのが特徴です。テトロンポンジに比べ厚みがあるため、耐久性は増します。 屋内使用だけでなく、屋外で風に美しくなびくフラッグ生地として、多く活用されております。

メッシュターポリン380g/㎡
ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで包んだビニール系素材です。全面に小さい風通し穴のあるターポリンで、強い風により幕が裂けないように工夫されています。ターポリンよりも軽量で扱いやすい素材です。少し離れると穴は見えなくなり、デザインが鮮明に見えます。
※両面別デザインで入稿の場合には、別途費用がかかります。 詳しくはお問い合わせください。

テトロンポンジ
糸も細く、薄いため非常に裏抜けが良い生地です。雨に濡れてもすぐ乾き、風によくなびくのが特徴です。その反面、耐久性は高くないので、風が強い環境で掲出する場合には、四方ヒートカットだけではフチがほつれてくる恐れがありますので、三巻縫製などの補強をお勧めいたします。
※三巻縫製の加工をご希望の場合には、別途費用がかかります。詳しくはお問い合わせください。
印刷方法
屋外で使用するビニール系素材は溶剤インクジェットプリントかUVインクジェットプリントとなります。 屋内で使用する布素材には昇華型のプリント方式(インクを熱で気化させて繊維の中に染みこませる方法)が主な印刷方法です。 またデザインに大きく写真が入りシズル感をお求めの場合や、 耐候性能をより高く求められる場合などはUVインクジェットプリント での印刷をお選びいただけます。
ダイレクト昇華プリントテトロンポンジポリエステル110g/㎡
転写紙を使用せず、昇華転写インクで、直接生地に印刷し、熱を加えて色を定着させます。 布地にダイレクトに印刷するため、発色もより濃色が可能になり、耐久性・耐候性に優れています。
仕組み
昇華転写プリントテトロンポンジポリエステル110g/㎡
分散染料インクをインクジェットプリンタにより転写紙に印字し、その転写紙とプリントしたい布を合わせて熱ローラーにて 加熱することにより、転写紙にプリントされたインクが液体から瞬時に気体となり繊維に染色されます。 鮮やかな発色で、染めることによって生地目をふさぐことがなく、通気性・耐久性・耐候性に優れています。
仕組み
溶剤インクジェットプリント遮光ターポリン485g/㎡メッシュターポリン380/㎡
印刷後に加圧・加熱によりインクをメディアに定着させる印刷方式です。水に強く耐候性が比較的高いのが特徴です。
仕組み
UVインクジェットプリント遮光ターポリン485g/㎡
印刷後に加圧または加熱でインクをメディアに定着させるのと異なり、紫外線を照射することでインクが硬化する印刷方式です。 メディア自体も耐候性が高いですが、UVインクジェットプリントにより長期間使用しても色あせに強く発色性も高いです。
仕組み